「ハンズビーってハンズ(東急ハンズ)の仲間だよね?」と、なんとなく知ってはいるけど、具体的に何が違うかまではわからない…そういった方は意外と多くいるようです。
それぞれの店舗の特色やどのような商品が売ってるのかなど、具体的な情報を知りたいと思っている方へ、品揃え豊富な文房具やコスメ、気の利いたプレゼントやギフトを探す際の選び方、さらにはラッピングや支払い方法、便利なオンラインショップやアプリ、ポイント制度の仕組みまで、ハンズビーとハンズの違いについて詳しく解説します。
ぜひハンズビーとハンズの両店舗を上手に使い分けるための参考にしてください!
【この記事でわかること】
- ハンズとハンズビーのコンセプトの違い
- それぞれの店舗で扱う商品の特徴
- アプリやポイントなどサービスの違い
- 利用シーンごとのおすすめの使い分け
ハンズビーとハンズ(旧東急ハンズ)の根本的な違い
- 店舗のコンセプトと立地の特徴
- 商品は何が売ってる?品揃えを比較
- 文房具のラインナップに差はある?
- コスメはどんなブランドが揃う?
- プレゼントやギフト選びならどっち?
- ラッピングサービスの利用について
店舗のコンセプトと立地の特徴
ハンズとハンズビーの最も大きな違いは、その成り立ちからくる店舗のコンセプトにあります。それぞれの目的とターゲット顧客を理解することで、あなたのニーズにどちらが合っているかが明確になります。
まずハンズ(旧:東急ハンズ)は、1976年の創業以来「ここは、ヒント・マーケット。」というスローガンのもと、消費者の創造力を刺激する多種多様な商品を提供する総合専門店として文化を築いてきました。
「手の復権」をテーマに消費者が自らの手で生活を豊かにするための商品を揃えることから始まり、DIY用品や工具、専門的なクラフト材料などを幅広く取り扱っています。
そのためプロの職人が使う道具から美大生が制作に使うマニアックな素材、科学実験用品まで、目的買いのユーザーを唸らせる圧倒的な品揃えを誇ります。
店舗も比較的大規模で、新宿店や渋谷店のように複数フロアにまたがる旗艦店や、地方都市の百貨店内など、そのエリアのランドマークとなる場所に出店していることが多いです。
一方のハンズビーは、ハンズが長年培ってきた商品知識を活かして提案する「ライフスタイルショップ」という位置づけになります。コンセプトは「一人ひとりの”なりたい自分”をかなえるためのお店」。
ハンズの膨大な商品群の中から、特にビューティ、文房具、ギフト雑貨、シーズン雑貨といった、日々の暮らしに彩りと楽しさを加えるアイテムを厳選してセレクトしています。
専門性よりもトレンド感や「思わず笑顔になる」「友人に贈りたくなる」といった情緒的な価値を重視しているのが大きな特徴です。
そのため店舗は比較的小規模で、駅ビルやファッションビル、ショッピングセンター内など、日常生活の動線上で気軽に立ち寄れる「ついで買い」しやすい場所への出店が中心となっています。
社名変更の背景
2022年10月1日をもって「東急ハンズ」は「ハンズ」へと社名を変更しました。これはホームセンター大手の株式会社カインズが東急ハンズを買収し、ベイシアグループの一員となったことに伴うものです。
現在「東急ハンズ」という名称の店舗はありませんが、長年親しまれてきた名前であるため、この記事では便宜上「旧:東急ハンズ」という表現を交えて解説しています。
商品は何が売ってる?品揃えを比較
コンセプトの違いはそのまま取り扱い商品の違いに直結します。ハンズは「森羅万象、広く深く」、対してハンズビーは「今の気分に寄り添い、的確に」というイメージで捉えると、その差がより鮮明に理解できるでしょう。
ハンズの最大の強みは圧倒的な商品カテゴリの網羅性です。例えば「接着剤」を探す場合でも、木工用、金属用、プラスチック用といった基本的な分類だけでなく、耐水性、耐熱性、硬化時間、透明度など、プロの要求に応える細かなスペックで商品が陳列されています。
キッチン用品一つとっても、プロ仕様の調理器具から世界各国の珍しいスパイス、製菓用の特殊な型まで、趣味を極めたい人々の探求心に応えるラインナップが魅力です。「ここに来れば何でも揃う」という信頼感がハンズの価値の源泉です。
対してハンズビーは、「今の気分」に合った商品がコンパクトに、そして魅力的に編集されているのが特徴です。
例えばシーズンごとのイベント雑貨(クリスマスやハロウィンなど)、話題の新作コスメ、人気のキャラクター文具、オフィスで使える気の利いたデスク周り品、リラックスタイムを充実させるバスグッズなど、自分用のご褒美やちょっとしたプレゼントに最適なアイテムが中心に並びます。
本格的なDIY用品や専門工具は置いていませんが、その代わりに「今、これが欲しい」という気持ちにすぐに応えてくれる発見の楽しさがあります。
両者の品揃えの傾向を以下の表でより具体的に比較してみましょう。
| カテゴリ | ハンズ(旧:東急ハンズ) | ハンズ ビー |
|---|---|---|
| DIY・工具・素材 | ◎ 非常に豊富(木材、塗料、ネジ一本から専門工具まで) | – 取り扱いなし |
| 専門的な手芸・クラフト用品 | ◎ 非常に豊富(レザークラフト、彫金、模型材料など) | △ 一部の手軽なキットや材料のみ |
| キッチン用品 | ◎ プロ向け調理器具から機能性グッズまで幅広い | ○ デザイン性の高い食器やおしゃれな簡易調理グッズが中心 |
| 文房具 | ◎ 専門的な製図用品や高級筆記具、特殊紙も揃う | ◎ トレンドのキャラクター文具やデザイン性の高いノートが中心 |
| コスメ・ビューティ | ○ スキンケア・ボディケアなど機能性重視の商品も多い | ◎ SNSで話題のメイクアップアイテムや韓国コスメを厳選 |
| プレゼント・ギフト雑貨 | ○ 選択肢は膨大だが、自分で探す必要がある | ◎ ギフト向けに編集されており、選びやすい |
| トラベルグッズ | ◎ 機能性を追求したスーツケースや収納グッズが豊富 | ○ デザイン性が高く、普段使いもできるポーチなどが中心 |
◎:非常に豊富 / ○:豊富 / △:一部取り扱いあり / –:取り扱いなし
このように見ると、「特定の目的」がある場合はハンズ、「漠然と何か良いもの」を探したい場合はハンズビーが適していると言えますね。
文房具のラインナップに差はある?
ハンズとハンズビーはどちらも文房具好きにとっては魅力的な場所ですが、その品揃えには明確な思想の違いが見られます。
ハンズの文房具コーナーは、まさに「文具の総合デパート」です。例えば万年筆ひとつとっても、国内外の多様なブランドのペン本体はもちろん、色彩豊かなインクの小瓶、カートリッジ、コンバーター、さらにはペン先洗浄キットまで、万年筆の世界を深く楽しむためのすべてが揃っています。
他にも建築模型用のスチレンボードやバルサ材、製図用のミリペンやテンプレート、カリグラフィー用の特殊なペン先など、クリエイティブな活動や専門的な仕事に欠かせないアイテムが充実しています。「書く」「描く」「作る」という行為そのものを深く追求したい人々にとって、ハンズは頼れる存在です。
一方でハンズビーの文房具は、日々の生活を楽しく彩る「文具のセレクトショップ」と言えるでしょう。
店頭でまず目に飛び込んでくるのは、話題のアニメやイラストレーターとコラボした限定デザインのボールペンやノート、スマートフォンをデコレーションするためのユニークなステッカー、手帳を彩るための多種多様なマスキングテープなどです。
もちろん機能性は担保しつつも、それ以上に「可愛い」「おしゃれ」「面白い」といった、持つこと自体が楽しくなるようなデザイン性やトレンド感を重視した商品構成が特徴です。勉強や仕事のモチベーションを上げてくれるお気に入りの一品を見つけたい時に最適です。
「一生モノの高級ボールペンをじっくり選びたい」ならハンズへ、「友人の誕生日カードと、それに添えるユニークなシールでサプライズを演出したい」ならハンズビーを覗いてみる、といった使い分けがおすすめです。
コスメはどんなブランドが揃う?
コスメやビューティケア用品も、両者のコンセプトの違いが色濃く反映されるカテゴリであり、ターゲットとする顧客層の違いが明確に現れています。
ハンズではスキンケア、ヘアケア、ボディケア、オーラルケア、メンズコスメ、健康グッズまで、美容と健康に関する非常に幅広いジャンルの商品が網羅的に陳列されています。
どちらかというと悩みを解決するための機能性や、日々の生活を健やかに保つための「ケア用品」という側面が強い品揃えです。
例えば敏感肌向けの低刺激シャンプーや、特定の成分に特化した美容液、プロ仕様のヘアブラシなど、目的意識を持って商品を探すのに適しています。
これに対しハンズビーは、よりトレンドとファッション性を意識したコスメのセレクトに力を入れています。
SNSで話題になったばかりの韓国コスメの新作ティントリップや、インフルエンサーが紹介していた中国コスメのアイシャドウパレット、ナチュラル志向のユーザーに人気の国産オーガニックコスメブランド(例:ETVOS)、季節限定のラメ入りボディミストなど、ファッション感覚でメイクを楽しむための商品が多く見つかります。
メイクアップアイテムの比重がハンズよりも高く、気軽に試せるテスターも充実しているため、「今流行りのものを試したい」という気持ちにぴったり応えてくれるでしょう。
オリジナルブランド「muqna(ムクナ)」は両店舗の架け橋
ハンズが開発したオリジナルスキンケアブランド「muqna(ムクナ)」は、ハンズとハンズビーの両方で取り扱いがあります。これは「無垢な自分に。」をコンセプトに、肌に余分なものを与えず、必要な潤いをプラスするというシンプルな考え方に基づいたスキンケアシリーズです。
機能性を求めるハンズの顧客層と、手軽さを重視するハンズビーの顧客層、その両方にマッチする人気商品としてブランドの架け橋的な存在になっています。
プレゼントやギフト選びならどっち?
プレゼントやギフトを選ぶという行為は相手を思う気持ちの表れです。その大切な機会にどちらの店舗がより頼りになるかは「贈る相手」と「伝えたい気持ち」によって大きく変わってきます。
友人や同僚への誕生日プレゼント、ちょっとしたお礼の品、季節の挨拶といった、相手に気を遣わせすぎず、かつセンスの良さを感じさせたい贈り物なら、断然ハンズビーがおすすめです。
店内には「ギフトに最適」という視点で編集されたコーナーが設けられていることも多く、価格帯も1,000円~3,000円程度の手頃なものが豊富です。
デザイン性の高いハンカチやポーチ、香りの良いハンドクリーム、おしゃれなマグカップや入浴剤のセットなど、誰にでも喜ばれやすく、かつありきたりではないアイテムがすぐに見つかるでしょう。
一方、特定の趣味を持つ人へのこだわりの贈り物や、父の日・母の日、結婚祝い、昇進祝いといった特別なギフトを探すなら、ハンズがその真価を発揮します。
例えばコーヒーが趣味の父親にはプロ仕様のコーヒーミルと希少な豆のセットを、料理好きな母親には切れ味の良い高品質な包丁や機能的な調理器具を、といったように、相手の趣味やライフスタイルに深く寄り添った、より専門的で質の高いアイテムを選ぶことができます。
選択肢が膨大であるため時間はかかりますが、「あなたのことを考えて、こだわって選びました」という気持ちが伝わる、記憶に残るギフトが見つかるはずです。
ギフト選びのポイント
- 気軽なギフト・トレンド重視なら:ハンズビー
- こだわりのギフト・趣味関連なら:ハンズ
- 贈る相手の好みが分からない場合:誰にでも喜ばれる生活雑貨が揃うハンズビーが無難
- 贈る相手の趣味が明確な場合:その趣味を深掘りできるハンズが最適
ラッピングサービスの利用について
心を込めて選んだプレゼントをさらに特別なものにしてくれるのがラッピングサービスです。この点についてはハンズもハンズビーもどちらの店舗でもラッピングサービスを利用できますので安心してください。
購入した商品をレジにてラッピング希望と伝えれば、スタッフが丁寧に対応してくれます。使用する包装紙やリボンの種類は店舗や季節によって異なり、クリスマスやバレンタインなどのシーズンには限定デザインのラッピングが登場することもあります。
多くの場合、シンプルなものであれば無料、デザイン性の高いものや箱に入れる場合は有料となるのが一般的です。
ハンズビーはギフト需要が高いため、よりデザイン性の高い包装紙や可愛らしいリボンを用意している傾向があります。一方、ハンズではよりフォーマルな贈答品にも対応できるよう、落ち着いたデザインの包装紙や「のし」のサービスに対応している店舗もあります。
セルフラッピングという選択肢も
一部の大型ハンズ店舗などでは、購入した包装紙やリボンを使って自分でラッピングができる「セルフラッピングコーナー」が設けられていることがあります。オリジナリティを出したい場合や複数の商品を組み合わせて自分で包装したい場合に非常に便利です。
ただし、コーナーの有無や利用ルール(スペース利用料の要否など)は店舗によって異なるため、利用したい場合は事前に店舗スタッフに確認することをおすすめします。
ハンズビーと東急ハンズのサービス面の違い
- 支払い方法の種類とキャッシュレス対応
- オンラインショップでの購入は可能?
- ハンズクラブアプリは共通で使える?
- ポイントの貯め方と使い方を解説
- ハンズビーと東急ハンズの違いについて総括
支払い方法の種類とキャッシュレス対応
現代のショッピングにおいて、決済方法の多様性は店舗選びの重要な要素の一つです。この点においてハンズとハンズビーで利便性に大きな違いはなく、どちらの店舗も多様な決済ニーズにしっかりと対応しています。
現金払いはもちろんのこと、各種クレジットカード(VISA, Mastercard, JCB, American Express, Diners Clubなど)が利用可能です。また、SuicaやPASMOなどの交通系ICカード、楽天EdyやiD、QUICPayといった電子マネーにも対応しているためスピーディな支払いが可能です。
さらに、近年のキャッシュレス化の進展を受け、PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAYといった主要なQRコード決済も幅広く導入されています。これは経済産業省が推進するキャッシュレス化の流れに沿ったもので、利用者にとって非常に便利な環境が整えられています。
普段お使いのクレジットカードやスマートフォン決済がほぼ問題なく利用できると考えてよいでしょう。ただし、商業施設内に入居している店舗の場合、その施設のルールに準じたり、一部利用できない決済方法があったりする可能性もゼロではありません。
高額な商品を購入する場合や特定のキャンペーンを利用したい場合は、念のためハンズ公式サイト内の案内や各店舗の情報を事前に確認するようにしましょう。
オンラインショップでの購入は可能?
「近くに店舗がない」「ハンズビーで見たあの商品をオンラインで買いたい」と考える方も多いでしょう。結論としては「ハンズビー」という独立したオンラインショップは存在しませんがご安心ください。
ハンズが取り扱う商品はハンズビーでセレクトされている人気商品も含めて、そのほとんどが公式の「ハンズネットストア」で購入することができます。
つまりオンライン上ではハンズとハンズビーの垣根はなく、両方の魅力的な商品が一つの巨大なプラットフォームに集約されている形です。これによりハンズの専門的な商品とハンズビーのトレンド商品を同時に比較検討し、まとめて購入するといった便利な使い方が可能になります。
ハンズネットストアを利用すれば全国どこからでもハンズの商品を購入できるほか、店舗で品切れだった商品を探したり、DIY用の木材やかさばる収納用品など、持ち帰りが大変な商品を自宅まで届けてもらったりと多くのメリットがあります。
さらに、オンラインで注文した商品を最寄りの店舗で受け取れる「店舗受け取りサービス」も利用でき、送料を節約したい場合にも非常に便利です。後述するハンズクラブ会員であれば、1回のご注文金額が合計5,000円(税込)以上で送料が無料になるサービスも提供されています。
ハンズクラブアプリは共通で使える?
ハンズクラブアプリは、ハンズ、ハンズビー、さらには新業態のプラグスマーケット、そしてハンズネットストアの全チャネルで共通して使えます。これはユーザーがハンズグループを利用する上で非常に大きなメリットと言えるでしょう。
ハンズクラブアプリをスマートフォンにインストールして会員登録を済ませておけば、会計時に会員証バーコードを提示するだけで、どの店舗・どのサイトで買い物をしてもポイントを貯めたり使ったりすることができます。
これにより、例えば「ハンズでDIY用品を買い、ハンズビーでギフトを買い、ネットストアで日用品を買う」といった異なる利用シーンでも、ポイントが無駄なく一つのアカウントに集約されます。
また、アプリにはそれ以外にも便利な機能が満載です。
ハンズクラブアプリの主な便利機能
- ポイント機能:会計時に提示してポイントを貯める・使う。
- クーポン:アプリ会員限定のお得なクーポンが届く。
- 在庫確認:欲しい商品の店舗在庫をリアルタイムで確認できる。
- お気に入り:気になった商品を登録して後から見返せる。
- お知らせ:お気に入り店舗のセール情報やイベント情報が届く。
以前はポイントカードが分かれていたのでは?と記憶している方もいるかもしれませんが、現在はシステムが完全に統合されているため、店舗の種類を意識することなくシームレスに快適なサービスを利用できます。
ポイントの貯め方と使い方を解説
ハンズグループでのお買い物をよりお得にするのが「ハンズクラブ」のポイントプログラムです。貯まったポイントは1ポイント=1円として次回以降の買い物で1ポイント単位で利用できる、非常にシンプルで分かりやすいサービスです。
ポイントの仕組みは年間の購入金額に応じて会員ステージが決定し、ステージが上がるごとにポイントの還元率もアップするというものです。
| 会員ステージ | 前年度の買い物金額(税抜) | ポイント率 | 備考 |
|---|---|---|---|
| レギュラー会員 | 2万円未満 | 200円につき1ポイント (0.5%) | – |
| シルバー会員 | 2万円以上 | 100円につき1ポイント (1%) | 送料無料(店舗購入5千円以上)など |
| ゴールド会員 | 5万円以上 | 100円につき2ポイント (2%) | シルバー会員の特典に加えて |
| プレミアム会員 | 10万円以上 | 100円につき3ポイント (3%) | ゴールド会員の特典に加えて |
購入金額は毎年4月1日から翌年3月31日までの1年間で集計され、その金額に応じて翌年4月1日から1年間の会員ステージが決定します。
例えば、年間で合計2万円(税抜)以上の買い物をすれば翌年度はシルバー会員となり、ポイント還元率が実質2倍になります。頻繁に利用する方ほどお得になる仕組みです。
ポイントの有効期限に注意
ひとつ注意点として、ハンズクラブポイントには有効期限があります。通常のお買い物で貯まるポイントの有効期限は獲得した日から1年後の月末です。
また、キャンペーンなどで付与される期間限定のボーナスポイントは、有効期限がさらに短い場合があるため注意が必要です。ポイントの有効期限はアプリの会員証画面で確認できるので、失効させないよう定期的にチェックしましょう。
買い物以外でもコツコツ貯められる
ハンズクラブのポイントは買い物だけでなく、ハンズクラブアプリでの店舗チェックイン(1日1回1ポイント)や、購入した商品のレビュー投稿(1件2ポイント)といったアクションでも貯めることができます。
お店に立ち寄った際にチェックインするだけでも、年間で考えるとかなりのポイントになります。こうした小さな積み重ねもお得に買い物を楽しむ秘訣です。
ハンズビーと東急ハンズの違いについて総括
ここまでハンズ(旧:東急ハンズ)とハンズビーの違いについて、コンセプトから取り扱い商品、便利なサービス面まで詳しく解説しました。最後に記事全体の要点をリスト形式で再確認しましょう。
- ハンズはプロも通う「ヒント・マーケット」としての総合専門店
- ハンズビーは日常に彩りを加える「ライフスタイル・セレクトショップ」
- ハンズはDIY用品や専門的なクラフト材料など「広く深い」圧倒的な品揃え
- ハンズビーは文具やコスメ、ギフトなど「今の気分」に合った商品を厳選
- 特定の専門的な道具や素材を探すならハンズが最適
- 友人への気軽なプレゼントやトレンド雑貨を探すならハンズビーが便利
- 店舗規模はハンズが大きく、複数フロアにまたがることも多い
- ハンズビーは駅ビルやショッピングセンター内で気軽に立ち寄れるコンパクトな店舗
- 文房具はハンズが機能性・専門性を追求し、ハンズビーはデザイン性・トレンドを重視
- コスメはハンズがケア用品中心、ハンズビーは話題のメイクアップアイテムが豊富
- 運営会社は同じ株式会社ハンズであるためサービスは共通化されている
- ハンズクラブアプリとポイントプログラムは全店・全チャネルで共通利用可能
- 支払い方法はクレジットカードやQRコード決済など豊富で両店舗に違いはない
- オンラインでの購入はハンズの専門商品もハンズビーのセレクト商品も「ハンズネットストア」に集約
- 自分の目的やその日の気分に合わせて店舗を賢く使い分けるのが最もおすすめの利用法












