大切な家族の一員であるペットを同伴でハンズマンへお買い物に行きたいと考える方はたくさんいらっしゃるようですが、実際のところ犬や猫の店内への入店は可能かどうか、またどの店舗なら可能なのか、気になる点はいくつもあります。
特に2023年に関西初出店を果たし大きな話題となった大阪の松原店における評判や、ペット用のカートやケージの貸し出しの有無、利用にかかる費用や値段など、事前に知っておきたい具体的なルールは多いでしょう。
この記事ではハンズマンのペット同伴に関する公式ルールから、実際に利用する際の詳細なマナー、便利な設備の情報まで詳しく解説します。
【この記事でわかること】
- ハンズマンのペット同伴に関する詳細な公式ルール
- 犬や猫、その他のペットを連れて行く際の具体的な注意点
- ペット用カートなど利用できる設備とマイカート持参の可否
- ペット同伴で利用しやすいと評判の店舗とその魅力
ハンズマンのペット同伴ルールと基本情報
- ペット同伴が可能かどうかの公式ルール
- 入店できる犬や猫の種類について
- 同伴入店する際の基本的なマナー
- 無料で使えるカートやケージはある?
- ペット同伴で特別な費用はかかる?値段は?
ペット同伴が可能かどうかの公式ルール
結論からいうと、ハンズマンではペットを同伴しての入店が公式に認められています。DIY用品から日用品まで幅広い商品が揃う広大な店舗で愛犬や愛猫と一緒に過ごせるのは、飼い主にとっては大変魅力的なことでしょう。
ただし、このサービスはすべてのお客様が安全で快適に利用できるよう、いくつかの重要なルールの上に成り立っています。ペットと一緒に買い物を楽しむためにはこれらの公式ルールを深く理解し、厳守することが絶対条件となります。
最も基本的なルールはペットのサイズと入店方法に関するものです。具体的には、残念ながら大型犬を連れての入店は不可となっています。
また、ペットを連れて入店する際は、衛生面や安全面からペットを床に直接歩かせることは固く禁じられており、必ず飼い主が抱きかかえるか、備え付けのペット専用かごに入れる必要があります。
ペット同伴の基本ルール
- サイズ制限:大型犬以外のペットのみ同伴可能
- 入店方法:「抱っこ」または「ペット専用かご」の使用が必須
- 禁止事項:店内フロアでペットを直接歩かせるのは厳禁
これらのルールは、動物アレルギーを持つお客様や動物が苦手なお客様への配慮、そして何よりもペット自身の安全(落下物やカートとの接触事故防止)を確保するために非常に重要です。
なお、万が一ペットが原因でお客様同士のトラブル(噛みつき事故など)や器物の破損が発生した場合、ハンズマン公式サイトのQ&Aにも記載がある通り、その責任はすべて飼い主が負うことになります。この点を十分に認識し、常にペットから目を離さないようにすることが大切です。
入店できる犬や猫の種類について
ハンズマンには犬や猫をはじめとする様々なペットを連れて入店することができます。ただし、前述したとおり大型犬の同伴は認められていません。
公式サイトには「体重〇kg以上」「体高〇cm以上」といった具体的な数値基準は明記されていませんが、ルールとして定められている「飼い主様がお抱きになるか、または、ペット専用かごにお入れください」という一文が、実質的なサイズの判断基準となります。
飼い主が安定して抱きかかえられるサイズ、あるいは店舗のカートに乗せるか、かごに収まるサイズの小型犬や中型犬(柴犬、コーギー、フレンチブルドッグなど)が対象であると考えるのが一般的でしょう。
猫やその他のペットを同伴する場合
猫やうさぎ、フェレットといった犬以外のペットについても、基本的なルールは同様に適用されます。しかし、これらの動物は犬以上に環境の変化に敏感で、慣れない場所の音や匂いに強いストレスを感じることが少なくありません。
そのため、ペットの安全や心の健康のためにも、必ず蓋が完全に閉まるハードタイプまたはソフトタイプのキャリーケースや、屋根付きのペットカートに入れて、店内で外に出さないようにするといった最大限の配慮が求められます。
環境の変化がペットに与える影響は小さくありません。環境省が発行する「ペットを飼う覚悟と責任」に関する資料でも、ペットのストレスに配慮した適切な環境管理の重要性が指摘されています。ペットの性格やその日の体調をよく観察し、無理のない範囲で同伴を計画することが飼い主としての責任と言えるでしょう。
同伴入店する際の基本的なマナー
ペットと一緒にハンズマンで楽しく過ごすためには定められた公式ルールを守ることはもちろん、飼い主として最大限周囲へ配慮した行動が不可欠です。すべての利用者が気持ちよく過ごせるよう、以下のマナーを徹底しましょう。
排泄物の管理と準備
最も基本的なマナーとして、入店前に必ずペットのトイレを済ませておくことが挙げられます。それでも環境の変化による興奮や緊張で粗相をしてしまう可能性はゼロではありません。万が一に備え、以下のグッズを持参すると迅速かつ衛生的に対応できます。
持参推奨!お出かけマナーグッズ
- 吸収力の高いペットシーツ
- 汚れた場所を拭くためのウェットティッシュ
- 臭いを抑える消臭・除菌スプレー
- 使用済みシーツなどを入れるビニール袋(マナーポーチ)
万が一、店内で粗相をしてしまった場合は決してその場を離れず、持参したグッズで飼い主の責任において速やかに清掃・処理する必要があります。もし持参品だけで対応が難しい場合は、速やかに近くのスタッフに事情を説明し指示を仰いでください。
無駄吠えや騒音への配慮
慣れない環境ではペットが不安や興奮から吠えてしまうことがあります。他の買い物客を驚かせたり不快な思いをさせたりしないよう、ペットが過度に吠えたり騒いだりしないように常に気を配りましょう。
特に吠え癖のある子の場合は、お気に入りのおもちゃやおやつで気を紛らわせる、あるいは人の少ない通路を選ぶなどの対策が有効です。
重大なトラブルを防ぐための行動指針
ペットによるトラブルは飼い主が少し注意を払うだけで防げるものがほとんどです。以下の点を常に意識してください。
- リードの管理:カート内でもリードは必ず着用し、伸縮しない短いタイプのものを使用しましょう。
- 他の人やペットとの距離:他の買い物客、特に小さなお子様や他のペットには不用意に近づけず十分な距離を保ちましょう。
- 商品への注意:ペットが商品を舐めたり噛んだりマーキングしたりしないよう、陳列棚の近くでは特に注意を払いましょう。
無料で使えるカートやケージはある?
ハンズマンではペット同伴の利用客がより便利に買い物を楽しめるよう、設備の改善に努めている様子がうかがえます。以前はペットを乗せるための専用かご(通常の買い物かごと同様のもの)を手持ちのショッピングカートに乗せるというスタイルが主流でした。
しかし、利用者の要望が多かったためか、近年では安定性と安全性を高めたペット専用のショッピングカートを導入する店舗が増えています。
例えば関西の松原店では、2024年7月頃にペットが座るスペースが区切られた専用カートが導入されました。これによりコーギーなどの中型犬も安心して乗せることができ、飼い主は両手で楽にカートを押せるため、より快適に買い物を楽しめるようになったと評判です。
自前のペットカート(マイカート)で入店している方も非常に多いようです。ペットが慣れ親しんだ空間で過ごせるため、安心して買い物に集中できるというメリットがあります。愛犬・愛猫のサイズや性格に合わせて、店舗のカートを利用するかマイカートを持参するかを選ぶと良いでしょう。
ただし注意点として、ペット専用カートの有無やその仕様(サイズや形状)はすべての店舗で同じとは限りません。また、週末などの混雑時にはすべて貸し出し中になっている可能性もあります。そのため来店前に利用予定の店舗へ電話で以下の点を確認しておくことで計画が立てやすくなり、安心して足を運べるでしょう。
電話で確認しておきたいポイント
- ペット専用カートの貸し出しはあるか
- カートのサイズ(何kgくらいまで乗れるか)
- 利用にあたっての予約の要否や特別な手続き
ペット同伴で特別な費用はかかる?値段は?
ハンズマンの店内にペットを同伴すること自体に追加の費用は一切かかりません。ドッグランのような施設利用料や入店料などが設定されているわけではないため、純粋な買い物代金だけで気軽にペットと一緒にショッピングを楽しむことが可能です。
これはハンズマンが提供する顧客サービスの一環であり、ペットを家族の一員として大切にする現代のライフスタイルに応えるための企業努力と言えるでしょう。
そのため、私たち利用者は提供されるサービスに感謝し、定められたルールやマナーをしっかりと守り、すべての利用者が快適に過ごせるよう協力する責任があります。
もちろん、これは「何をしても無料」という意味ではありません。前述の通り、もしペットが商品を破損してしまったり(マーキングによる汚損を含む)、施設を汚してしまったりした場合には、民法上の損害賠償責任に基づき、その修理費用や清掃費用は飼い主の負担となります。ペットから目を離さず安全に最大限配慮しながら買い物を楽しみましょう。
ハンズマンのペット同伴|店舗での評判や設備について
- ペット同伴が可能な店舗一覧
- 関西初出店の松原店は同伴しやすい?
- ペット用品や設備の充実度
- 利用者によるペット同伴の評判まとめ
- ハンズマンのペット同伴ルールについて総括
ペット同伴が可能な店舗一覧
ハンズマンのペット同伴ルールは特定の店舗に限定されたものではなく、基本的にハンズマンの全店舗で共通のルールとして運用されています。公式サイトの案内においても一部店舗を除外するような記載は見当たらず、全社的な方針としてペットフレンドリーな環境を提供していることがわかります。
ハンズマンは九州地方を基盤に成長してきたホームセンターで、2023年に待望の関西地方(大阪)へ初出店しました。以下に主な店舗の情報をまとめますが、お出かけの際は最新の営業時間などを公式サイトでご確認いただくことをおすすめします。
| 都道府県 | 店舗名 | 所在地 |
|---|---|---|
| 大阪府 | 松原店 | 大阪府松原市大堀5丁目5番35号 |
| 福岡県 | 大野城店 | 福岡県大野城市横峰2丁目3番1号 |
| 福岡県 | くさみ店 | 福岡県北九州市小倉南区大字朽網字草見391番地24 |
| 熊本県 | 画図店 | 熊本県熊本市東区画図町重富426番地 |
| 宮崎県 | 加納店 | 宮崎県宮崎市大字恒久字宮田1248番地 |
| 鹿児島県 | 国分店 | 鹿児島県霧島市国分広瀬2丁目4番35号 |
※上記は一部店舗です。全店舗の情報はハンズマン公式サイトの店舗案内でご確認ください。
全店共通ルールではありますが、店舗のレイアウトやその日の混雑状況によっては、現場スタッフから特別な指示があるケースも考えられます。
特に初めて訪れる店舗の場合は、念のため事前に公式サイトで最新情報を確認するか電話で問い合わせておくのが、スムーズに買い物を始めるためにも安心でしょう。
関西初出店の松原店は同伴しやすい?
2023年10月、大阪府松原市に関西エリア初となる店舗としてオープンした「ハンズマン松原店」は、ペット同伴で非常に利用しやすい店舗として多くの愛犬家・愛猫家から高い評判を得ています。
その最大の理由は、他を圧倒するその規模感にあります。敷地面積約19,000坪、売場面積約6,000坪という西日本最大級の広さを誇り、通路が非常に広く設計されているのが特徴です。
そのため、ペットカートを押していても他のお客様と余裕をもってすれ違うことができ、ゆったりとした気持ちで買い物を楽しむことができます。高い天井と開放的な空間は人間だけでなくペットの圧迫感も軽減してくれるでしょう。
ハンズマン松原店の魅力
- 広大な売場:通路が広くカートでも快適に移動可能
- 圧倒的な品揃え:約28万点の商品があり見て回るだけでも楽しい
- カフェ併設:店内2階にペット同伴OKのタリーズコーヒーがある
- 好立地:隣接するイオンタウン松原で他の買い物も済ませられる
さらに松原店を特別な場所にしているのが、店内2階にペット同伴可能な「タリーズコーヒー」が併設されている点です。このカフェには広々としたテラス席が用意されており、そこがペット同伴可能エリアとなっています。
特筆すべきはこのテラス席が完全な屋内にあるため、雨の日や夏の猛暑、冬の寒さを気にすることなく、一年中快適にペットと休憩できることです。
買い物の途中で愛犬と一緒にお茶を飲みながら一休みできるのは、飼い主にとって本当に嬉しいポイントですよね。天候を気にせず一日中楽しめるため、週末のお出かけ先の定番にしている方も多いようです^^
ペット用品や設備の充実度
ハンズマンはただペットと一緒に入れるだけでなく、ペットオーナーのニーズに応える商品ラインナップも充実しています。
特に松原店のような大型店舗では、2階に広々としたペット用品専門コーナーが設けられています。国内外の人気ブランドのドッグフードやキャットフードはもちろんのこと、アレルギーに配慮した療法食、知育玩具、デザイン性の高いウェア、デンタルケア用品、介護用品まで、非常に幅広く取り揃えられています。
実際にペットを連れておもちゃの大きさや音の鳴り方などを確認しながら選べるのは、オンラインショッピングにはない大きなメリットです。
また、ハンズマンがDIY専門のホームセンターであるという強みも活かせます。例えば以下のようなペットのためのDIYもハンズマンなら資材選びから道具の相談まで一度に完結できます。
ハンズマンで楽しむペットDIY
- 脱走防止ゲートの作成:玄関やキッチンに合わせたサイズのゲートを自作
- キャットウォーク・キャットタワーの設置:壁や柱を活用して愛猫の運動スペースを拡充
- ペット用ベッドやごはん台の製作:愛犬・愛猫のサイズにぴったりのオリジナル家具作り
ペット用品を買いに来たついでに愛するペットのためのDIYに挑戦してみるのも、ハンズマンならではのユニークな楽しみ方と言えるでしょう。
利用者によるペット同伴の評判まとめ
実際にハンズマンをペット同伴で利用した人たちの評判をSNSやブログで調べてみると、その多くは非常に好意的な内容で満足度の高さがうかがえます。
よく見られるポジティブな評判・口コミ
- 「雨の日でも犬を連れて気兼ねなく出かけられる場所は本当に貴重で助かる」
- 「店内がテーマパークみたいに広くて見て回るだけで楽しい。通路が広いからカートでも楽々」
- 「買い物の後にタリーズの屋内で一緒に休憩できるのが最高。一日中いられる」
- 「ペット専用カートが新しくなっていて、前より安定感があって使いやすかった」
- 「ペット用品の品揃えが豊富で実物を見ながら選べるのが良い」
特に、天候に左右されずにペットとのお出かけと自身の買い物を両立できる点が、多くの飼い主から強く支持されています。他のホームセンターにはない圧倒的な品揃えと開放的な空間が、単なる買い物以上の「レジャー体験」を提供しているようです。
一方で少数ではありますが、いくつかの課題や要望の声も見られます。それは「大型犬も入れるようになるともっと嬉しい」という大型犬オーナーからの切実な要望や、一部の利用者のマナーに対する懸念です。
基本的なルールを守らない人がいると、将来的にこの素晴らしいペット同伴サービス自体が制限されてしまう可能性もゼロではありません。利用するすべての人が思いやりを持って行動することが、この環境を守ることに繋がります。
ハンズマンのペット同伴ルールについて総括
最後に、ここまで解説したハンズマンでペット同伴の買い物を楽しむためのルールやポイントをまとめます。
- ハンズマンは基本的に全店舗でペット同伴での入店が可能
- 入店できるのは大型犬以外の犬や猫などのペット
- 明確なサイズの規定はないが抱っこかかごに入るのが目安
- 入店時はペットを床に直接歩かせることはできない
- 飼い主が抱きかかえるか専用のかごに入れる必要がある
- 松原店など一部店舗ではより安全なペット専用カートが導入されている
- マイペットカート(自前のカート)での入店も広く認められている
- ペット同伴による追加の費用や特別な料金は一切発生しない
- 入店前には必ずトイレを済ませておくのがマナー
- 万が一の粗相に備え清掃グッズを持参すると安心
- 無駄吠えや騒音など他の買い物客への配慮は必須
- 器物破損や対人・対ペットのトラブル責任はすべて飼い主が負う
- 関西の松原店は広大な売場と設備で特に同伴しやすいと高評価
- 松原店にはペットと利用できる完全屋内のカフェテラスがある
- ペット用品の品揃えも充実しており買い物も楽しめる
- 訪問前には公式サイトで最新の店舗情報を確認するのが最もおすすめ
全員がマナーやルールをしっかりと守り、皆さんが愛するペットとの楽しいひと時を満喫できる環境を維持できるようにしていきたいものですね^^
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