ハンズマン各店舗の広大な店内に足を踏み入れると、そこには専門メーカーも顔負けのキャンプギアが所狭しと並んでいます。最近ではハンズマンのキャンプ用品を目当てに遠方から訪れる方も増えているようで、私自身もあの独特なワクワク感には抗えません。
独自ブランドのモンタグを筆頭に、海外から直輸入されたこだわりの薪や、本来は資材であるアイテムをギアとして使いこなすハック術など、一般的なアウトドアショップとは一味違う魅力が詰まっています。
品揃えが多すぎて何を選べばいいか迷ってしまうという声も聞きますが、この記事を読めばあなたにぴったりのギア選びや、さらにキャンプを楽しくする工夫がきっと見つかるはずですよ^^
【この記事でわかること】
- 独自ブランド「MOMTAG(モンタグ)」の製品スペックと人気の秘密
- ハンズマンでしか手に入らない英国直輸入の薪が焚き火を変える理由
- 店舗資材をキャンプギアに転用する驚きの「ギアハック」術
- 初心者からベテランまで納得のいく失敗しないアイテムの選び方
宝探し感覚で選ぶハンズマンのキャンプ用品の魅力
ハンズマンのキャンプ用品売場は、単に商品が並んでいる場所ではありません。そこは実用性と創造性が交差する、大人のための秘密基地のような空間です。
圧倒的な在庫数と「こんなものまであるの?」という驚きの連続が、キャンパーの探究心を刺激してやみません。
独自ブランドのモンタグが提案する無骨な黒ギア
近年、キャンプシーンにおいて絶大な人気を誇り、もはや定番のスタイルとして定着した「ブラックキャンプ」や「タクティカルスタイル」ですが、そんなトレンドのど真ん中を鮮やかに射抜くように登場したのが、ハンズマンが満を持して展開する新鋭アウトドアブランド「MOMTAG(モンタグ)」です。
このブランド名には「どんな場所、服装、アイテムにも馴染む『黒』」という極めて明確なコンセプトが込められており、その徹底した「黒」へのこだわりは、製品の細部に至るまで妥協なく宿っています。個人的にも初めて店頭で実物を目にしたときは、その圧倒的な「ガチ感」に驚かされました。
一般的なホームセンターのプライベートブランド(PB)製品にありがちな、安価なプラスチック特有のテカリやチープさを一切排除し、しっとりとした重厚感のあるマットブラックの仕上げを徹底している点は、まさに所有欲を激しく満たしてくれるプロ仕様の佇まいです。
こうしたスタイルの多様化は、近年のキャンプが単なる一時的なブームから、個々のライフスタイルを表現する文化へと深化したことを象徴しています。(出典:一般社団法人日本オートキャンプ協会『レジャー白書2024に見るオートキャンプの動向』)
特に注目すべきは、その驚異的なコストパフォーマンスと機能性の両立です。例えば、主力製品の一つである「充電式LEDキャンプランタン (HDL-0395)」は、税込1,980円という価格設定ながら、キャンプで必要とされる機能が「全部入り」の状態でパッケージングされています。
バッテリー容量は2200mAhを確保し、無段階調光はもちろんのこと、モバイルバッテリーとしてスマートフォンへの給電も可能なうえ、ミニ三脚やシェード、マグネットベースまで標準付属しているという充実ぶりです。
有名ブランドであれば本体だけで数倍の価格がしてもおかしくないスペックですが、モンタグはこれを誰もが手に取りやすい価格で実現しました。
| 製品名・型番 | 価格(税込) | 主要スペック・特徴 |
|---|---|---|
| 充電式LEDランタン (HDL-0395) | 1,980円 | 2200mAh、無段階調光、スマホ充電可、三脚・シェード等付属 |
| ポータブルソーラーライトファン (HDL-9757) | 5,980円 | 5000mAh、ソーラー充電パネル搭載、最大19時間連続使用 |
| デコレーションロープライト (HDL-3341) | 1,980円 | 長さ10m、巻き取り収納式、200lmの明るさ、夜間の視認性向上 |
また、夏場のキャンプにおける快適性を劇的に向上させる「ポータブルソーラーライトファン」の存在も見逃せません。5000mAhの大容量リチウムポリマー電池を内蔵しており、電源のないサイトでも背面パネルによるソーラー充電で連泊に対応できるという、非常に実戦的な設計です。
こうした「痒い所に手が届く」工夫が随所に凝らされているのは、開発に関わるスタッフさんたちが実際のキャンパーであり、「本当に現場で使いたいもの」を追求しているからに他なりません。
実際、ハンズマンのスタッフさんたちが「自分が買う気満々」と評し、自ら購入して愛用しているという事実は、どの広告よりも強力な信頼のエビデンスと言えるでしょう。
モンタグのファニチャー類についても、ブラック一色で統一されたテーブルやチェアがラインナップされており、サイト全体のトーンを簡単にまとめ上げることができます。
特に、高さを無段階で調整できる「ランタンポール付きラウンドテーブル」は不整地でも水平を出しやすく、ソロキャンプのメインテーブルから焚き火のサイドテーブルまで、あらゆるシーンで「最高の脇役」として機能します。
これからブラックキャンプを本格的に始めたいと考えている方はもちろん、手持ちのギアにアクセントを加えたいベテランの方にとっても、ハンズマンのモンタグは今最もチェックしておくべきブランドであると断言できます。
ハンズマンで買えるテントやタープの品揃えと特徴
ハンズマンの店舗に一歩足を踏み入れて驚くのは、その圧倒的な展示スケールです。一般的なホームセンターでは、スペースの都合上テントが箱のまま積み上げられていることも珍しくありませんが、ハンズマンでは広大なフロアを活かし、実際に設営された状態のテントやタープがいくつも並んでいます。
カタログのスペック表にある「耐水圧〇〇mm」や「UVカット率〇〇%」といった数値データだけでは決して伝わらない、生地の本当の厚みや遮光性、そして内部に足を踏み入れた際の広々とした開放感を肌で感じることができるのは、実店舗ならではの強みと言えるでしょう。
特に今、私たちが注目すべきは、独自ブランドであるMOMTAG(モンタグ)のテントラインナップです。ブランドの象徴である「マットブラック」を基調としたタープやポップアップテントは、設営するだけでサイト全体が引き締まり、都会的でクールな印象を与えてくれます。
例えば、モンタグのヘキサタープはその無骨なルックスだけでなく、遮光性の高い厚手の生地を採用しているため、真夏の強い日差しもしっかりと遮ってくれます。こうした「実際に見て納得してから買える」環境があるからこそ、購入後の「思っていたのと違う」という失敗を未然に防ぐことができるのです。
「資材のプロ」が提案する、テント設営を劇的に変える周辺アイテム
ハンズマンでテントを選ぶ最大の醍醐味は、実はテント本体の隣にある「プロ向け資材コーナー」との組み合わせにあります。
メーカー純正のアクセサリーにこだわらず、より耐久性が高く、かつ安価な工業用資材をキャンプギアとして取り入れるのは、ハンズマンを愛するキャンパーたちの「賢い買い物術」として定着しています。
ハンズマン流!テント・タープ設営を強化する3つの必携資材
- 現場用超強力ペグ:キャンプメーカー品よりも頑丈な建築用のアンカーや、プロ向けの長尺ペグが資材コーナーに並んでいます。硬い地面や風の強い日でも抜群の固定力を発揮します。
- 極太ガイロープとトラック用ゴム:強風対策としてトラックの荷締め用ゴムや、産業用の高強度ロープを流用。純正ロープよりも圧倒的に切れにくく、安心感が違います。
- 厚手防水シルバーシート:テントの下に敷くグランドシートとして工事現場で使われる厚手の防水シートをカットして活用。メーカー純正品より安価でありながら、地面からの湿気や冷気を遮断する能力に優れています。
私自身も初めてハンズマンの資材コーナーを訪れた際は、その種類の多さに圧倒されました。例えば、テントのキャノピーを跳ね上げるためのポールを固定する際、園芸用の丈夫な支柱や工事現場で使われるクランプが意外なほど役立つことに気づかされます。
こうした「DIYの視点」を持って売場を回れば、既製品のセット内容だけでは頼りない部分をプロ仕様の資材で完璧に補強することができるんです!これは専門のアウトドアショップにはない、総合ホームセンターであるハンズマンだからこそ提供できる価値と言えるでしょう。
初心者の方であっても、設営された展示品を見ながらスタッフさんに「このテントに合う最強のペグはどれですか?」と質問すれば、専門的な知見から最適な資材を提案してくれます。
最近ではファミリー向けの巨大な2ルームテントから、機動力重視のソロ・デュオ向けサイズまで、その品揃えはさらに深化しています。
納得の一張りに出会い、さらにそれを自分流にカスタマイズするための素材もすべてその場で揃う。ハンズマンのテント・タープコーナーは、まさに理想のキャンプサイトを構築するための「出発点」なのです。
高さ調整が自在なランタンポール付きのテーブル
キャンプにおける快適な「リビング空間」の要となるのがテーブルですが、ハンズマンで見つけた「ランタンポール付きラウンドテーブル」は、まさに全ソロキャンパーが待ち望んでいた機能性を備えています。
税込2,980円という驚きのプライスながらその実力は侮れません。まず目を引くのが、テーブル天板の中央から垂直に伸びるランタンポールです。これによりテーブルの上を明るく照らすためのランタンスタンドを別途用意する必要がなくなり、荷物の軽量化と設営時間の短縮を同時に実現してくれます。
ここが凄い!ラウンドテーブルの3つのポイント
- 無段階の高さ調整:350mmから560mmまで自由に高さを変えられるため、ロースタイルからミドルスタイルまで幅広く対応。
- 脚部の目盛り:4本の脚すべてに目盛りが付いており、地面がデコボコなキャンプ場でも正確に水平を出すことができます。
- 省スペース設計:直径約30cm強のコンパクトなサイズ感は、焚き火の傍らに置くサイドテーブルとして最高に使い勝手が良い。
特に脚部の目盛り機能は、DIYを熟知したハンズマンらしい配慮を感じます。不整地でテーブルがガタつくストレスから解放される喜びは、一度体験すると元には戻れません。
表面は汚れが落ちやすい加工が施されており、コーヒーセットや調理器具を置くのにも最適です。メインテーブルとしても、あるいは椅子の隣に置く「特等席」の相棒としても、これほどコスパの良いアイテムはなかなか見当たらないでしょう。
種類豊富なチェアからお気に入りの一脚を探す
キャンプにおける過ごし方は人それぞれですが、多くの場合に共通して言えるのは「キャンプ中の時間の半分以上は椅子に座っている」ということです。
焚き火を眺める時間、食事を楽しむ時間、あるいは何もしない贅沢を味わう時間…。そのすべてを支えるのがチェアであり、ここの選択を妥協するとキャンプの満足度は大きく左右されてしまいます。
ハンズマンのチェアコーナーはまさに圧巻の一言。独自ブランドのMOMTAG(モンタグ)によるブラックシリーズはもちろん、超軽量なフォールディングタイプから、無段階で角度を変えられるリクライニングチェアまで、あらゆるキャンプスタイルを網羅するラインナップが揃っています。
個人的な一押しは、広大な店内に展示されているサンプルに片っ端から座り、自分の体格や好みに「本当にフィットするか」を徹底的に確認することです。
そして数ある製品の中でも特筆すべきは、モンタグシリーズのフラッグシップとも言える「フォールディングディレクターチェア」の実力です。
このチェアの最大の特徴は、座面と背もたれに適度なテンション(張り)があること。沈み込みすぎない設計になっているため、腰への負担が驚くほど少なく、長時間の着座でも疲れにくいのが大きな魅力です。
また、肘掛けがしっかりしているため、キャンプ飯の調理や薪を割る作業、コーヒーを淹れる動作など、上半身を動かすことが多い場面でも抜群の安定感を誇ります。ハイスタイル寄りの設計は立ったり座ったりという動作をスムーズにしてくれるため、活動的なキャンパーにとってはこれ以上ない相棒となるでしょう。
スタイルに合わせて選べるMOMTAGのバリエーション
一方で、より軽快なスタイルや限られた積載スペースを有効活用したい方には、コンパクトなラインナップも充実しています。すべてが「マットブラック」で統一されているため、サイズ違いで揃えてもサイトの雰囲気が壊れないのがモンタグの強みです。
| 製品名 | 価格(税込) | 特徴・おすすめの用途 |
|---|---|---|
| フォールディングディレクターチェア | 5,980円 | 安定感抜群。調理や薪割りなどの作業が多いスタイルに。 |
| ミニフォールディングハイチェア | 3,800円 | バランスの良いサイズ感。サブチェアや荷物置きとしても。 |
| キャンピングスツール(メッシュ) | 3,800円 | 機動力重視。焚き火の番や足を伸ばすためのオットマンに。 |
これらのチェアは税込3,800円から5,980円という、有名アウトドアブランドの半額以下とも言える驚異的な価格設定ながら、耐荷重や生地の質感は非常にしっかりしています。
特にスツールタイプを「オットマン(足置き)」として組み合わせる使い方は私のお気に入りのハック術です。ディレクターチェアに座りながらスツールに足を投げ出せば、数万円する高級リクライニングチェアにも負けない極上のリラックス空間が完成します。こうした贅沢な使い方が気軽にできるのもハンズマン価格だからこそ成せる業ですね。
納得のチェア選び!ハンズマン店頭でチェックすべき3項目
- 立ち座りのしやすさ:膝への負担を考え、自分の脚の長さに合った座面の高さを確認する。
- テーブルとの高さ相性:隣に展示されているテーブルと合わせて、前かがみにならずに食事ができるか試す。
- 収納サイズと重量:実際の製品を手で持ち上げ、自分の車の積載スペースや持ち運びの負担をイメージする。
ハンズマンでは単に椅子という「点」で選ぶだけでなく、その横に置くサイドテーブルや手元を照らすMOMTAGのLEDライトなど、「シーン全体」をトータルコーディネートしながら選べるのが大きな魅力です。
店内のディスプレイを参考にしながら「自分にとっての理想の居場所」を具体的にイメージして選んだ一脚は、きっと長く愛用できる宝物になるでしょう。
お気に入りのチェアに座り、お気に入りの飲み物を片手に過ごす時間は、何物にも代えがたいキャンプのご褒美です。ぜひ、あなたを優しく包み込んでくれる運命の一脚をハンズマンの広大な売場から見つけ出してみてください。
本格的な焚き火台と一緒に使いたい英国直輸入の薪
焚き火の質を決めるのは、焚き火台の性能以上に「薪の品質」だということをご存知でしょうか。ハンズマンは日本のホームセンターとしては極めて珍しく、イギリスの老舗燃料メーカー「Homefire」の薪を直輸入しています。
このこだわりこそが、コアな焚き火愛好家たちがハンズマンを熱烈に支持する理由の一つです。特に注目なのが「人工乾燥(Kiln Dried)」が施された薪の存在です。
一般的なホームセンターで売られている薪は自然乾燥が多く、中には水分を多く含んでいて「煙ばかり出てなかなか燃えない」という残念な個体も混じっています。
しかしハンズマンのHomefireシリーズは、厳密な温度管理のもとで強制的に乾燥させているため含水率が非常に低く、驚くほど簡単に着火します。白樺の薪は燃えるときに甘く心地よい香りが漂い、炎の色も非常に美しいのが特徴です。
また、薪に含まれる水分が適切に管理されていることは安全な燃焼にもつながります。不完全燃焼による一酸化炭素のリスクを軽減し、効率よく暖を取るためにも、信頼できる品質の薪を選ぶことは非常に重要です。 (参照元:林野庁『特用林産物の生産動向』)
| 銘柄・樹種 | 特徴 | 向いている用途 | 価格目安 |
|---|---|---|---|
| Homefire 白樺 | 人工乾燥済み。爆ぜにくく香りが最高。 | 観賞用の焚き火・癒やし | 1,480円 |
| Homefire 松 | 油分が多く一瞬で火がつく。 | 火起こしの焚き付け用 | 395円〜 |
| 国内産 クヌギ薪 | 密度が高く圧倒的に火持ちが良い。 | 薪ストーブ・冬の暖房 | 698円 |
薪の種類を変えるだけで焚き火の時間は全く別のものに変わります。初心者は松で確実に火を熾し、その後は白樺やクヌギをじっくり燃やす。そんな「薪の使い分け」という贅沢な楽しみ方ができるのも、ハンズマンの圧倒的な品揃えがあってこそですね。
夏キャンプで大活躍するソーラーライトファンの実力
日本の夏キャンプは蒸し暑い環境下で楽しむ必要があるわけですが、そんな過酷な環境を少しでも快適に変えてくれるのが、MOMTAGの「ポータブルソーラーライトファン」です。
税込5,980円という価格はホームセンターの商品としては一見高価に感じるかもしれませんが、そのスペックを知れば納得、いやむしろ「安い」とすら感じるはずです。
まず驚かされるのが、5,000mAhというリチウムポリマー電池の容量です。これにより扇風機として最大19時間(Loモード)もの連続使用が可能となっており、一晩中回し続けても余裕があるため、寝苦しい夜のテント内を快適な空間に保ってくれます。
さらに特筆すべきは、その「ハイブリッド電源」の仕組みです。通常のUSB充電はもちろんのこと、本体背面に搭載されたソーラーパネルを使って太陽光での充電も可能です。連泊キャンプでバッテリーが切れてしまったときや電源のない野営地での使用において、この機能は計り知れない安心感をもたらしてくれます。
風量は3段階で調整でき、内蔵のLEDライトも無段階調光が可能。吊り下げ用のフックも付いているため、テントの天井から吊るして「シーリングファン兼照明」として使うこともできます。
約1kgという軽量設計でありながら、その作りは非常に堅牢なので、キャンプだけでなく災害時の防災用デバイスとしても非常に優秀な一台です。一つ持っておけば夏キャンプの「三種の神器」になることは間違いありません。
ハンズマンのキャンプ用品で楽しむ独創的なハック
ここからは、ハンズマンの真骨頂とも言える「流用術」の世界にご案内します。既製品をそのまま使うのではなく、店内のあらゆる資材を「これ、キャンプに使えるんじゃない?」という視点で観察することで、自分だけのオリジナル装備が完成します。
自由な発想で楽しむハンズマン・ハックは、あなたのキャンプライフをより深く、創造的なものに変えてくれるでしょう。
収納に便利なアモカンやスチール製ゴミ箱の流用術
ハンズマンの店内を歩いていると、アウトドアコーナーではない場所に「これはキャンプに最適だ!」という宝物が隠れていることがよくあります。その代表格がミリタリーファンならずともその機能美に惚れ込むアモカン(アンモボックス/弾薬箱)や、レトロな佇まいが魅力のスチール製ゴミ箱です。
これらは本来、過酷な現場や日常生活での使用を想定して作られた「本物の道具」であり、その耐久性と使い勝手は、市販のソフトなキャンプ用収納ケースを遥かに凌駕します。ここでは、私が実際に店舗で見つけそのポテンシャルの高さに唸った流用術をご紹介します。
一生モノのタフネス!アモカンで行う「重量物」のスマート収納
工具コーナーや資材コーナーの片隅で見かけることの多いスチール製のアモカンですが、本来は軍隊が弾薬を湿気や衝撃から守りながら運搬するために設計されたもので、その堅牢さは折り紙付きです。キャンプにおいてこのアモカンが最も輝くのは「重くて、硬くて、尖ったもの」の収納です。
例えば、30cmを超える鍛造ペグや大型のハンマー等は、プラスチック製のケースでは移動中の振動でペグの先端が突き抜けたり、重みで底が割れたりすることがありますが、アモカンならそんな心配は一切無用です。「ガチャン!」という重厚なラッチの閉まる音を聞くだけで、大切なギアが守られているという確信が持てます。
また、蓋には厚手のゴムパッキンが装備されているため、気密性が極めて高いのも特徴です。湿気を嫌う火打ち石やマッチ、麻紐などの着火剤、あるいは木炭を小分けにして入れておけば、雨の日のキャンプでも常に最高のコンディションを保つことができます。
スタッキング(積み重ね)ができる形状になっているため、車への積載時に荷崩れしにくいのも、私のような積載に悩むキャンパーには嬉しいポイントです^^
| 比較項目 | アモカン(スチール製) | プラスチックコンテナ |
|---|---|---|
| 耐久性・強度 | 極めて高い(衝撃や鋭利なものに強い) | 普通(経年劣化で割れる可能性がある) |
| 防水・気密性 | 非常に高い(パッキン付きが多い) | 低い(簡易的なものが多い) |
| 重量 | 重い(それ自体がギアの一部) | 軽い(持ち運びは楽) |
| デザイン | 無骨・ヴィンテージ・タクティカル | カジュアル・汎用的 |
「魅せる薪入れ」に変貌するスチール製ゴミ箱の魔力
次に注目したいのが、家庭用品コーナーや清掃用品コーナーで見つかる「スチール製ゴミ箱」です。最近はプラスチック製のゴミ箱が主流ですが、ハンズマンにはクラシックなデザインのシルバーやオリーブドラブ色のスチール缶がしっかりとラインナップされています。
これをそのままゴミ箱として使うのはもちろん素敵ですが、イチオシの使い方は「薪のストッカー」としての流用です。
市販のキャンバス地の薪バッグも雰囲気があって良いのですが、薪には細かい木屑や、時には小さな虫が付着していることがあります。布製のバッグだと車内に木屑がこぼれたり、虫が這い出したりするリスクがありますが、蓋付きのスチール缶ならその心配がありません。
特に90Lクラスの大型モデルであれば、一泊二日のキャンプで消費する薪を丸ごと収めることができ、サイトに置くだけで一気に「ベテランのキャンプ地」のような風格が漂います。
また、スチールは火に強いため、完全に鎮火した後の「灰」を一時的に保管するペール(灰バケツ)としても活用可能です(※完全に冷めていることを確認する必要があります)。
灰の処理に関する注意点
こうした工業用や家庭用の道具をキャンプに持ち込むことは、単にコストを抑えるだけでなく、道具を自分なりに「使いこなす」という喜びを与えてくれます。
ハンズマンのアモカンは新品状態で手に入ることが多いため、好みのステッカーを貼ったり、サンドペーパーで少し傷をつけてエイジング加工を施したりと、自分色に染める楽しみもあります。
既製品のキャンプギアにはない「本物の道具感」を日常生活の延長線上で見つけ出し、フィールドへ連れ出す。これこそがハンズマンという広大な海を航海するキャンパーに許された、最高の贅沢ではないでしょうか。
専門のアウトドアショップでは決して出会えない、無骨で実直な収納アイテムたち。次にハンズマンを訪れた際は、ぜひ「キャンプ用」というラベルのない棚にも目を向けてみてください。そこにはあなたのキャンプスタイルを劇的に変える、意外な相棒が眠っているかもしれません。
ソフトボードをクーラーボックスの断熱材にする技
キャンプの悩みの種のひとつといえば、特に夏場における「クーラーボックスの保冷力不足」ではないでしょうか。連泊の2日目、楽しみにしていたビールがぬるくなっていたり、食材が傷みそうになったりする絶望感は、キャンパーなら一度は経験があるはずです。
そんな時、高級な真空断熱クーラーボックスへの買い替えを検討する前に、ぜひハンズマンの建築資材コーナーへ足を運んでみてください。そこで手に入る「ソフトボード(旧称ライオンボード)」が、あなたのクーラーボックスを最強の保冷マシンへと変貌させてくれます。
ソフトボードとは、独立気泡構造を持つ特殊な発泡素材で、断熱性、耐寒性、そして適度なクッション性を兼ね備えた工業用のプロ向け資材です。これを自分のクーラーボックスの「内壁」のサイズに合わせてカッターで正確にカットし、隙間なくはめ込むだけで、驚くほどの保冷ブースト効果が得られます。
もともと断熱材として開発された素材ですから、外部からの熱伝導を物理的に遮断する能力が極めて高いのです。数百円から千円程度の投資で、数万円クラスのクーラーボックスに匹敵する性能に近づけることができる。これこそがハンズマンを使いこなす「知恵の勝利」と言えるでしょう。
ソフトボード活用のメリットとDIYのコツ
- 保冷性能の向上:空気層を遮断し、冷気を内部に長時間閉じ込めます。
- カスタマイズ性:カッターで簡単に切れるため、複雑な形状のボックスにもぴったりフィット。
- ギアの保護:クッション性が高いため、繊細なガラスランタンや燃料ボトルの専用ケースの内張りとしても優秀。
さらにこのソフトボード、保冷力アップだけでなく、大切なギアを守る「内装材」としても絶大な信頼を誇ります。
例えば、ガソリンランタンや繊細なガラスシェードなどの移動中の振動で壊れやすいアイテムを市販のケースに入れる際、ソフトボードをギアの形に合わせてくり抜いて敷き詰めれば、どんなに揺れる車内でもビクともしない、オーダーメイド仕様の防護ケースが完成します。
既製品に自分のスタイルを合わせるのではなく、資材を使ってギアを自分に合わせるというDIY精神は、ハンズマンの広大な売場に触れることで、より一層磨かれること間違いありません。
ガラクタ市で見つける自分だけのキャンプギア
ハンズマンには九州のみならず全国のファンがその動向を注視する伝説的なイベントが存在します。それが、年に2回(春・秋)開催される「ガラクタ市」です。
これは単なる安売りセールではなく、廃盤になった名品、少しだけ傷がついた実用的なコンテナ、さらには展示用に使われていた什器などが、常識を超えた「投げ売り価格」で一斉に放出される、キャンパーにとっての聖戦とも呼べるお祭りなのです。
ガラクタ市の魅力は、何といっても「予想もつかない出会い」にあります。例えば、普段は4,000円以上するスチール製の頑丈な工具箱が、わずか「450円」で山積みになっていたり、アイアンペイントのような高級なDIY塗料がワンコインで手に入ったりすることも珍しくありません。
こうした掘り出し物を手に入れ、自分好みのサンドベージュやオリーブドラブに塗装し、オリジナルのステッカーでデコレーションする。これこそがハンズマンを愛する「ハンズマニア」たちの至福の時間なのです。「誰とも被らない自分だけのギア」を数百円で生み出せるチャンスが、この市場には転がっています。
ガラクタ市の詳細については「ハンズマンのガラクタ市攻略!日程や戦利品まとめ」の記事で解説していますので、気になる方はこちらもチェックしてください。
敷石を焚き火の断熱プレートに転用するアイデア
焚き火はキャンプの醍醐味ですが、最近は「芝生保護」の観点から、多くの場所で直火禁止はもちろんのこと、焚き火台の使用ルールも厳格化されています。
もはや耐火シート(スパッタシート)を敷くのはマナーのひとつですが、それでも輻射熱による地表へのダメージが気になることがありませんか?そんな環境意識の高いキャンパーにこそぜひ試してほしいのが、園芸コーナーで販売されている「敷石(ステップストーン)」の流用です。
ハンズマンの園芸コーナーには、27.5cm角程度の天然石やコンクリート製の敷石が、1個500円以下という手頃な価格で並んでいます。これを焚き火台の脚の下に敷くだけで、最強の断熱プレートとして機能します。
天然石は熱伝導率が低く、地面との間に物理的な遮断層を作るため、熱に弱い芝生を完璧に守ることができるのです。
「来た時よりも美しく」というキャンプの基本精神をスマートに、そして見た目も美しく体現できるのがこの敷石ハックの真骨頂です。天然石の重厚な質感は無骨な黒い焚き火台との相性も抜群で、サイト全体の雰囲気を一段と格上げしてくれるでしょう!
| 項目 | 耐火シートのみ | 敷石 + 耐火シート |
|---|---|---|
| 断熱性能 | 低(輻射熱は通る) | 極めて高い(物理的に熱を遮断) |
| 安定感 | 地表の凹凸に依存 | 高い(平坦な面を作れる) |
| 見た目 | 実用的 | ワイルド・お洒落 |
| 重量(搬送) | 非常に軽い | 重い(要車載) |
また、この敷石は撤収時や雨の日にも役立ちます。地面がぬかるんでいるサイトでウォータージャグの蛇口の下に敷いておけば、水が跳ねて足元が汚れるのを防ぐ「泥跳ね防止板」としても活躍します。
車移動のオートキャンプであれば、この数キロの重さはそれほど負担にはならないはずですし、むしろ、その重厚さがサイトに「地に足の着いた安定感」をもたらしてくれます。自然を傷めず自分も快適に過ごす。そんな大人のキャンプスタイルをハンズマンのワンコイン資材から始めてみませんか?
プロ仕様の工具箱をペグやハンマーケースに活用
ペグやハンマーの収納ってどうしていますか?アウトドアブランドから発売されている専用ケースはデザインこそ秀逸ですが、お値段が数千円から中には一万円を超えるものもあり、購入を躊躇してしまう方も少なくないでしょう。
そんな方は迷わずハンズマンの工具コーナー、それもプロの職人たちが通うエリアへ向かってください。そこには現場での過酷な使用を前提に作られた、最強の「プロ仕様ツールボックス」たちがあなたを待っています。
職人用の工具箱は重い金属製のボルトや大型の電動工具を運ぶために設計されているため、とにかく頑丈です。特に30cm以上の鍛造ペグを数十本、そこに大型ハンマーを詰め込むと、その重量は相当なものになりますが、プロ仕様のボックスなら底が抜ける心配はまずありません。
さらに、金属製のツールボックスなら使い込むほどに傷がつき、それが「味」となって風格を増していきます。
また、最新の「高耐衝撃ポリプロピレン」を使用したプラスチック製のボックスは驚くほど軽量ながら、象が踏んでも壊れない(と言われるほど)タフな作りが自慢です。価格もアウトドア専用品の半額以下で見つかることが多く、コストパフォーマンスは最高と言わざるを得ないほどです。
プロ仕様工具箱を使用する際の注意点
ハンズマンで手に入れたシンプルな工具箱にお気に入りのアウトドアメーカーのステッカーを貼ったり、持ち手部分にパラコードを巻いてカスタマイズしたり、そんな「ひと手間」を加えるだけで、それはもはやホームセンターの既製品ではなく、あなたのキャンプスタイルを象徴する唯一無二のギアになります。
キャンプの夜、焚き火の傍らに置かれた無骨なツールボックス。そこから一本ずつペグを取り出す動作さえも、プロ仕様の道具を使っているという実感が、あなたをより深い「キャンプ沼」へと誘ってくれるでしょう^^
初心者からプロまで納得のハンズマンのキャンプ用品について総括
ハンズマンのキャンプ用品は、単なる「便利な道具」の枠を超え、使う人の想像力を形にするための「素材」としての側面も持っています。
独自ブランドMOMTAGの洗練されたデザインに惹かれるもよし、英国直輸入の薪で焚き火の深淵に触れるもよし、あるいは資材を自由にハックしてオリジナルのスタイルを築き上げるもよし、その楽しみ方は無限大に広がっています。
ハンズマン店内の広大な迷宮を歩き回り、あなただけの「運命のギア」を見つける喜びをぜひ一度味わってみてください。キャンプがもっと自由にもっと自分らしくなる。そんな素晴らしい体験がハンズマンの売場には詰まっています。
ぜひ、ハンズマンで手に入れた最高の相棒とともに、素晴らしいキャンプの夜を過ごしてみてください!










